教育担当者育成プログラムの一貫として、ティーチングとコーチングの研修を平成26年5月26日 日亜メディカルホールで行いました。
講師は看護師であり、ウェルネスコーチ、医療コーディネーター、産業カウンセラーでもある平沢永子先生をお招きし、テーマは「後輩指導に生かすコーチング」として開催しました。
6時間の講義と演習を行い、プログラム履修生5名および部署教育担当者や指導ナース21名、合計26名が聴講しました。
コーチングの基本的考え(定義、前提、ラポール形成、環境設定)、コーチングスキルの傾聴、承認、質問、提案につて、さらには自己と相手の行動特性を知り、タイプに合わせた対応についても学ぶことができました。
当院では、自律的に学ぶ看護師を育成できる教育担当者を養成しています。
コーチングは、「人には無限の可能性がある」「その人に必要な答えはその人の中にある」「コーチングは協働関係」という考え方を基盤に、相手を理解するように傾聴し、相手の存在を肯定的に認める承認をし、質問しながら相手の中にある答えを引き出し、コーチングします。
教育担当者や指導ナースがコーチング活用することで、新人、若手看護師が自律的に学べるように援助できればと思います。