平成26年3月10日(月)、平成25年度「看護師の人材養成システムの確立」事業にかかる外部評価委員会を、徳島大学病院日亜メディカルホールにおいて開催しました。
外部評価委員として、昨年度に引き続き、森本忠興徳島大学名誉教授、島根大学医学部附属病院 秦美恵子看護部長、徳島文理大学 瀬戸口要子教授、また今年度より徳島県看護協会森山節子会長にお越しいただきました。当院からは、病院長をはじめ看護部長以下本院関係者37名、看護学講座から4名が出席しました。
安井病院長からのあいさつの後、外部評価委員会及び出席者の紹介の後、互選により森本名誉教授が議長を務めることで承認されました。
看護部長から本事業の審査の観点について説明があった。続いて【事業の目的・概要】【今後の報告性と課題】【社会貢献】について報告した。その後、各担当者から【キャリアパス構築】【教育プログラム】【教育担当者養成】【人事交流】【内部監査結果】について実践報告し、続いて質疑応答が行われました。
外部評価委員からは、①看護職についても卒後臨床研修制度が言われていますが、このシステムに乗っていけば実現可能ではないかと感じた、さらに成果を期待する。②地域貢献も積極的にしているが、医療提供体制の変化により病院完結型から地域完結型と変わってきた、全てがそのような方向に向かわなければならず、在宅医療に携わる看護師のフィールドが拡大しているので支援してもらえるプログラムの開発を期待する。③これらのシステムは、認定看護師、専門看護師等の前段階の基礎になる。非常に良いチャンスなので、この事業の結果を発展させて全国にも広げて欲しい。この課題は、大学でしか出来ないことなので、地元・全国の病院にも普及・還元させて欲しい等の講評をいただきました。
外部評価委員の方々から貴重なご意見やご提案を頂き、次年度への指針としたいと考えています。