平成26年3月1日土曜日 東京医科歯科大学M&Dタワー2階 鈴木章夫記念講堂で開催された平成25年度「看護師の人材養成システムの確立」事業報告会に参加してきました。
当院からは、木田部長、竹内スーパーアドバイザー、鈴木察子看護師長、近藤の4人が参加してきました。
参加校は、「看護師の人材養成システムの確立」事業の平成21,22年度選定校12校と、附属病院を有している全国の国公私立大学看護学部・看護学科等ならびに付属病院看護部でした。
会場外のロビーには 各大学の取組を提示するポスターと、成果物を提示するブースが設けられていました。
各大学とも これまで事業を推進してきた努力の跡が見え、様々な工夫をこらしてきた成果を たいへんきれいにまとめられていると感心しました。
プログラムは、
午前中は平成21年度の採択校8大学が 本年度で事業を終了するため、この5年間の成果報告の発表がありました。
昼食は タワー26階のロケーションが すばらしい会場でとり、
午後の部は 文部科学省高等教育局医学教育課大学病院支援室の市村尚子専門官による講演がありました。
テーマは「看護職が取り組むGPの展望~これまでの成果と新たな事業について~」で、文科省の目指している事業展開について詳細に語られ、これからの課題や展望について述べられました。
このGPが文科省の大学改革推進事業であることを再確認し、学問としての発展を目指しているということや大学病院が国民の生活に寄与するためにそのモデルを率先して示すことが必要であること、その見本つくりのために補助金を有効利用して、優れた人材を養成し、優れた教育者が必要であるということ、そのチャレンジが評価されることがよく理解できました。
その後、22年度採択の4大学の進捗報告があり、当院の取組みも発表し、事業の目的にそったプログラムの開発や人事交流についての仕組みができ、成果を上げる中で多くの副産物ができたことを確認しました。
当院での事業報告会も 1週間後に控え、教育と臨床の連携強化に取り組んできた実践報告と成果をまとめ、残された1年の課題も明らかになってきつつあります。
臨床看護師としてのモデルを示し、その道筋を人に伝え、成果を地域に示すことができればと思います。