看護職キャリアシステム構築プラン事業
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活動報告

岡山大学最終報告会に参加しました




平成26年1月25日(土)岡山大学の最終事業報告会に参加しました。

 岡山大学の事業プランは、EBN志向の次世代看護職教育システム開発であり、テーマは「看護職の夢と誇りを育む」という取り組みでした。

これまでにも、何度か途中の事業成果報告を聞かせていただいていましたが、今回5年間の事業概要とその成果についてまとめた実践報告は、当院での取り組みにも大変参考になるものでした。

 

 基調講演2では、市村尚子専門官より、GP事業に取り組む意義と本事業の成果に加えて、今後の発展への期待が語られました。さらに次のGP事業に計画されている「地域での暮らしや看取りまで見据えた看護が提供できる看護師の養成」についての事業内容の説明がありました。

 超高齢化社会において患者の急性期の医療から地域での暮らしや看取りまでの看護を提供できる看護師を養成するために新たな事業を展開することが急務となっています。看護系大学や病院看護部だけでなく、訪問看護ステーション等が連携するためには、地域医療連携を調整、推進する部門も必要となります。

 

 岡山大学では、教育担当理事が冒頭で今回の最終報告会が新たな事業の出発点であり、看護研究・看護教育センターを設置することを宣言しておりましたので、これから新たな連携強化や仕組みを構築していき、病院から暮らしの場へ医療・看護をつなぐ教育を先導していただけると感じました。