平成25年9月7日に名古屋大学医学部において第15回日本看護医療学会学術集会が開催され、当院からも4名が参加し、当院の取り組みを発表してきました。
メインテーマは「チーム医療における看護職種間の相互理解と連携強化」であり、看護職種間でお互いを理解するために高度な看護実践者を含む看護職の役割を可視化し、チームとして何ができるか考え、目標を共有し、連携した看護提供に対する考えや実践の報告があり、多くの示唆を得られました。
チーム医療を充実させるためには、コミュニケーションは単なる情報の伝達だけではなく、目標達成に向けての新たな情報を共有して 課題達成のためにメンバー間で協力しあう手段であるので、これを円滑に行うことでチームワークが効果的に機能してそれぞれの役割を発揮できます。
当院でのGP取り組みにおいても 看護師の役割拡大実践能力開発や対人援助向上のためにコミュニケーションを重視する教育プログラムの考え方は チーム医療における連携推進に向かっての原動力になっています。
当院からの活動報告は 全部で4題採択され、GP関係としては3題の発表を行ってきました。
①「患者の意思決定を支援するための補足説明を担える看護師を育成するプログラムの開発」
鈴木察子師長:口演発表 役割拡大 プロジェクトへ
②「本院におけるキャリアパスの応じた専門職能教育研修
(院内認定コース研修)の外部公開における意義」
高開登茂子副部長:口演発表 キャリアパスプロジェクトへ
③「自己啓発力を高める人材養成システムの確立」
~看護職の多様な生き方を支援するキャリアパスの構築~
木田菊恵看護部長:示説発表
詳細は、各プロジェクトの活動報告で ご覧ください。