第2回キャリアサロンを開催しました
今回のキャリアサロンは、「夢の実現のために」をテーマに、1月20日(金)に開催しました。
参加者は、看護師経験数4~8年目の看護師8名でした。
参加した皆さんは、聖マリアンナ医科大学の陣田先生の看護現場学のステップに沿って、自分のこれまでの看護を振り返り、ナラティブに語りあいました。
初めての体験でしたが、このワークを通して「今、私が大切にしたい看護」を明確にされていました。
どの体験も、本当に素晴らしいものばかりでした。
後半は、自分の心に残っている看護を踏まえ、これからの自分のキャリアを、コラージュ(ビジョン・ボード)に、自由に描いてもらいました。
それぞれが、何年か先の未来を設定し、真剣に、そして夢や希望いっぱいに、素敵なコラージュを完成されました!
今回のサロンを通して、それぞれが今までのキャリアの棚卸しをし、今後、看護師という職業を通して、自分自身のキャリアを考える機会を得ることが出来たのではないかと思っています。
ここでは、愛と知と技のバランスがとれた看護師育成のための3つの要素「教育」「自己啓発」「経験」
の点から、キャリアについて説明していきます。
教 育
教育プログラムを開発して、ナースのキャリアを支援しています。
現在、徳島大学病院ナース達が活用しているシステムがCDSS(看護師キャリア開発支援システム)です。
CDSSへは、自分のID番号でアクセスして、受けたい教育プログラムを探して受講したり、能力評価をしたり、そのプロセスを時系列で蓄積するポートフォリオへと繋がっていきます。
今後は、対人援助向上プログラム、役割拡大プログラム、教育担当者育成プログラムが開発され、このシステムに組み込まれ、徳島大学病院ナース達が利用できるようになる予定です。
自己啓発
自律した看護師になるためには自己啓発は欠かせません。しかし、一人で継続することは難しく、くじけそうになる時があります。そんな時、キャリアサロンで相談することができます。
経 験
看護実践を通して経験を蓄積し、職業人生を送るには、それぞれのライフスタイルに合わせた多様な考え方が必要となります。
徳島大学病院ナース達が個々に自分の職業人生を描きやすくするため、生涯を通じたキャリアパスの構築に取り組んでいます。