平成26年8月24日奈良市で開催された日本看護研究学会第40回学術集会へ GP事業の対人援助向上プロジェクトメンバーが参加してきました。
昨年度からプロジェクトリーダーを務めている加根師長が「問題解決能力向上に着目した教育プログラムの効果に関する一考察」というテーマで口演発表を行いました。
内容は、スタンダードレベルの看護師が 研修受講後の行動変容を独自に作成した評価シートを用いて、自己他者評価を行い、対人援助向上プログラムの効果を検証する過程を考察し、昨年度の成果として発表しました。
対人援助向上プログラムは 今年も 新しいDVD教材を作成し、コミュニケーション力、倫理的感受性、問題解決能力を育成する教育プログラムを行っています。
学会は 若手研究者の育成と看護研究の推進、研究結果の普及を目的としたものであり、研究者の倫理観も含め、臨床での研究のあり方について、学会での発表や討議を通して、これからも発展させていくべきものであると痛感しました。
現在、看護研究発表に取り組む若手看護師も多いですが、看護研究者と臨床看護師による情報を共有し、ケアの質向上を図るためにエビデンスを実践に活かすための方策をとることの重要性を感じることができ、今後の教育プログラム構築についての多くの示唆を得ることができました。