平成26年3月8日(土)、徳島大学 大塚講堂 大ホールにおいて「愛と知と技のバランスのとれた看護職養成~自己啓発力を高め看護実践力向上を目指すプラン」 平成25年度第2回報告会が開催されました。
他施設および本大学保健学科の学生を含め198名の方にご参加いただきました。
最初に、「愛と知と技のバランスのとれた看護職養成」事業の実践報告を行いました。
木田看護部長より本事業の概要の説明があり、続いて、副看護部長、看護師長より、「キャリアパスと連動した人材養成システム」、「対人援助向上プログラムの評価」「役割拡大実践能力育成プログラムの実施」、「育成された教育担当者の活動」、「人事交流によって変化したこと」、「地域社会への広報と啓発活動」 について、それぞれ報告がありました。
後半は、特別講演として、徳島大学の香川征学長より、「看護職のためのキャリア開発支援への期待」について、続いて、徳島大学病院のキャリア形成支援センター長である赤池雅史先生からは、「医師の人材育成について」のご講演をいただきました。
最後に、文科省の市村専門官より、総評をいただきました。
まず、事業への取り組みによる成果物が多く出されている点、退院後を見据えた地域の他施設への広報や啓発は社会情勢を先読みした取り組みであるという点、報告会に学生が参加していることは例を見ないという点で良い評価をいただきました。
また、人事交流においては、今後、より充実した活動を期待するという点については、香川学長と木田看護部長の間で、問題点や今後の方針についてディスカッションが行われました。
参加者の皆様からは、「今年度の取り組み、成果と今後の課題がよくわかった。」「各テーマの実践報告から4年間の流れ、各コースとキャリアレベルとの位置づけがよく理解できた。」「この事業と社会貢献とのつながりが理解できた。」「大変意欲的に活動されており、自分自身のモチベーションの刺激となった。」「特別講演がとても興味深いテーマで大変よかった。」など、多数のご意見をいただきました。