平成２５年9月7日 名古屋大学医学部で開催された第１５回日本看護医療学会学術集会にて、キャリアパスプロジェクト活動を紹介しました。

今回の学会で活動報告を行ったのは以下の2題です。

①「本院におけるキャリアパスの応じた専門職能教育研修  (院内認定コース研修）の外部公開における意義」

       高開登茂子副部長：口演発表

当院の院内認定コースは今年度は10コース開講しており、その研修の一部を外部公開していますが、21施設、延べ699人の参加申し込みがあり、現在実施中です。　

この外部公開は、地域貢献にたいへん意義深く、当院の認定看護師それぞれのモチベーションの向上にもつながっているとの報告がありました。

②「自己啓発力を高める人材養成システムの確立」

       ～看護職の多様な生き方を支援するキャリアパスの構築～

      木田菊恵看護部長：示説発表

当院で取り組んでいる3段階6レベルの複線型キャリアパスについて紹介し、1人1人の看護師がキャリアデザインを描くことによって、看護師のスキルアップや仕事に対するモチベーションも向上にも寄与し、処遇にも活用できるようになることを報告しました。

また、キャリアパスと連動した人材養成システムの仕組みが整備されたことを周知することに取り組み、「愛と知と技のバランスの取れた看護職養成」を推進していくことが確認されました。