看護職キャリアシステム構築プラン事業
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活動報告

アメリカ ポートランドでの看護管理・継続教育研修





平成23年1月16日(日)~1月22日(土)、本事業に取り組んでいる3施設(岡山大学・新潟大学・徳島大学)の看護師や看護教員を中心とした計9名が参加、当院からは、中山志津(東病棟4階)と長谷奈生己(安全管理対策室)の2名が参加しました。

 

研修テーマのひとつである「マグネットホスピタルに学ぶ看護教育」を紹介します。

ポートランドメディカルセンターでは、新入看護職者の教育に活用されているシミュレーションラボセンターを見学しました。このラボセンターは、旧病棟のワンフロアーをすべて使用しており、実際の現場により近い環境で教育ができるようになっていました。また、専任職員(看護師、SE等)が配置され、高機能シミュレータを用いてクリティカルシンキングやコミュニケーションスキルを高めるプログラムの実践をはじめ、病棟の要望に答えたシナリオ作成や個人のウィークポイントをサポートする等の教育体制も可能となっていました。

 

研修中は、現地で働く日本人看護師の通訳があり、講師や病院スタッフとのディスカッションもスムーズにできました。この研修で得た情報は、愛と知と技のバランスのとれた看護師を育成することができる教育担当者を育成するプログラムの開発にも反映させしていきたいと思います。