看護職キャリアシステム構築プラン第1回シンポジウム基調講演をe-Learningに登録しました。
講師:陣田泰子氏
(聖マリアンナ医科大学執行役員・統括看護部長・ナースサポートセンター長)
内容:
「看護現場学からみた、ナースのキャリアとは」
平成15年のDPC以後、医療現場は高速回転状況となった。ナースは今、現場で発生している様々な現象に振り回されて「拡散状況」の中にある。このような中で自己のキャリア発達に対する不全感や発達の自覚が出来ない状況が起きている。
「看護現場学」とは、いまこの現場の中で起きている現象を感じ、考え、行動するために認識の3段階をたどることが重要であり、その方法を「現場発の理論(概念化・帰納法)」として発信したものである。
キャリアとは、単に年数ではなく「経験の概念化」による「看護の意味付け」、ということである。