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活動報告

役割拡大プロジェクト 学会発表第2弾!





平成25年6月15日 岩手県盛岡市で開催された第15回日本医療マネジメント学会学術総会にて、役割拡大プロジェクトで開発したプログラムについて発表してきました。

 

鈴木察子師長が、「患者の意思決定を支援するための補足説明を担える看護師を育成するプログラムの開発」というテーマで、 がん患者が意思決定するために必要な医師の補足説明をするための看護師の育成強化プログラムの作成について口演しました。

この発表は、臨床でのチーム医療に大変役立つという評価を受けて、見事、座長賞を受賞しました。

 

今年度の役割拡大能力育成プログラム受講者5名が決定し、5月から プログラムの基礎編・実践編の研修を開始しています。

 

役割拡大実践能力育成プログラム開発による研修実施の成果として期待されるのは

1:開発された『患者への説明プログラム』による研修を受講し、理論と実践例で学ぶことにより、看護師が患者の疑問や質問への対応が可能となり、現在、患者の説目に関する満足度は入院75%、外来52%であるが、外来においても入院患者同様の70%以上の満足度を達成し、さらに、医師の負担を軽減すること。

 

2:がん患者への説明を看護師が担うために医師と合議する開発過程では、医師とのスキルミクスを促進し、チーム医療の充実を図ること。

 

3:開発された『患者への説明プログラム』による研修を受講し、理論と実践例で学ぶことにより、看護師が患者の疑問や質問に答えることで、患者満足の向上と医師の負担を軽減できること。

 

以上のことが最終的に達成できるよう プロジェクトメンバーが検討しながら活動しており、今後は開発したプログラムを評価し、改善に取り組んでいきたいと思います。

 

役割拡大実践能力向上プログラム